いよいよ、ソメイヨシノの盛りも過ぎて、散り桜と花吹雪が本格的に楽しめる頃。
一度、井の頭公園のボート池が、散り桜でピンクに染まる風景を見たいと思っていた。
恐らく今日は、絶好の散り桜日和である。
迷わず、ターゲットをピンク色の池に絞って、井の頭公園へと向かう。
快晴に恵まれ、一斉に木々の芽吹きも始まり、公園の春は、最も美しい季節を迎えつつある。
当然ながら、ソメイヨシノの満開時期は過ぎているものの、それなりのボリュームも残っており、まだまだ十分お花見を楽しむことができる。
ハラハラと花びらが舞い散ってくる中、池畔をゆっくりと散策する。
しかし、池を覗いても、それほど花弁はまとまって浮いてはいない。
この巨大なソメイヨシノの樹の先を、 井の頭駅方面へ歩いていくと、やっと目ざす風景に出会うことができた。
散り桜から少し日が経っているのか、花びらもやや茶色くなっている。
それでも、これほどソメイヨシノの花びらが一か所に集まって、ピンク色に染まる池面を見るのは初めてのこと。
めったに体験できないことなので、わくわくしてくる。
昨年、久々に新緑の頃にやって来た井の頭公園だったが、半月早いだけで、だいぶ季節感が異なっている。
こうやってゆっくりと池畔を一周回ってみるのも初めてなので、目に映る風景がとても新鮮である。
水辺の柔らかな新緑が目に優しい。
何とも美しいライムグリーン。
ここで、ちょうど一周して元の場所に戻った。
こうやって散策すると、改めて、井の頭恩賜公園は素晴らしい!と実感する。
行きがけに確認した「EEPE」。
まずパンを買い、カフェ&イートインしようと思ったら、ディナータイムまでの時間はいったんクローズとのこと。
そこで、井の頭公園入口付近の「椿屋」に入る。
銀座店には、いつか行こうと考えていたので、ちょうどよかった。
大正ロマン調の造りで、落ち着いた雰囲気。
とは言え、ご婦人だらけの満席のテーブルからのおしゃべり声が、半端なく喧しかった。
コーヒーはとっても美味。
ただし、生クリームの風味が、一緒に入った姉ともども、口に合わなかった。
それより、ダイエット中なのに、必ず甘味をセットするクセを何とかしなくては。
帰ってから食べた、焼き立ての温かみが残る、EPEEのブリオッシュが、これまた最高に美味しかった!
これでは、まるで花より団子のお花見ではないか。
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