2016年のソメイヨシノの見納めは、花びらが舞い散る哲学堂公園から、都立家政のガーデン・スクエアへの散策となった。
今年は、開花から満開まで、更に満開後も、どんよりした曇り空の花冷えの日が多く、桜の木の下から見上げる青空をバックに映える、たわわな薄ピンク色のソメイヨシノを見られなかった。
しかし、この日ようやく晴れの天気に恵まれた。
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哲学堂公園隣接の沿道の桜 |
中に入ると、大きなスモモの木があった。ゴッホの絵を思い出す。
以下、園内の桜模様。
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哲理門をくぐった辺り |
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大勢の人たちが集うお花見場の桜 |
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さくらの広場を妙正寺川を挟んで反対側から望む |
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満開をやや過ぎているものの、まだまだ真っ盛り |
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菖蒲池のある広場を対岸より望む |
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菖蒲池へ |
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散り桜 |
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風に揺れる小さな枝垂れ桜の木 |
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菖蒲池の後方にある立派な桜の木 |
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上から菖蒲池方面を見おろす |
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楓の新緑も見ごろに |
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大きな桜の木の下 |
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迫力のソメイヨシノ |
今年最後のソメイヨシノを、哲学堂公園にて桜吹雪を浴びながら十分堪能したあと、次に向かうのは、西武新宿線の都立家政から歩いて7.8分のところにある、イタリアンカフェ・レストラン&花屋さんのガーデンスクエア。
もともと、こちらが本命で、一昨年から目星をつけて、桜の季節にガーデンテラスでお茶をするのを楽しみにしていたのだった。そして、近くのお花見場を探してみたら、哲学堂公園が意外に近いことを知る。
うん十年前に、何度となく中野行のバスに乗って素通りしつつも、とっても気になっていた場所は、想像以上に緑豊かで、寛げる空間だった。
そして、ガーデンスクエア。駅を降りて、南蔵院の方に向かって道を歩いて行くと、そこだけ桜の木に包まれている建物が見えてくる。
もう先ほどの青空はなく、あとは散っていくだけの桜が少し寂しげ。
でも、道にたくさんの花びらが吹き溜まっていて、それもまた情趣があっていい。
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緑に囲まれた建物 |
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カフェの入り口 |
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道路を挟んだ向かい側には花屋さん |
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2階がレストラン |
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レストランへの階段に上がってみる |
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花びらが屋根にも道路にも |
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いよいよカフェへ |
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花も売っている |
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店内から見るテラス |
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散り桜があちらこちらに |
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テラス席 |
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ガラス越しのグリーン |
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高原にやって来たよう |
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ティラミスとコーヒー |
駆け足の今年のソメイヨシノを巡る散策は、いよいよ終わりに近づいてきた。
ふと見上げると、別れを告げる、儚げで、なんとも優しい表情のソメイヨシノが見下ろしている。
これで見納め。
十二分にソメイヨシノの春を満喫した後は、いよいよ大好きな新緑とサトザクラへと移り変わる季節をまた追いかけて、そわそわ、わくわくの日々がまだまだ続くのである。
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