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2016年3月27日日曜日

弥生美術館・竹下夢二美術館

今回の一連の美術館巡りの最後は、弥生美術館の「わが青春の『同棲時代』 上村一夫×美女解体新書展と隣接する竹下夢二記念館への訪問となった。

弥生美術館・竹下夢二美術館


ただ、最近のハードスケジュールと寝不足がたたって、体調はいまいち。

しかも、土地勘がなく、春日駅前からバスに乗るや、湯島天満宮の前を通って、明らかに違う方向にどんどん離れて行くではないか。
そして、降りるタイミングを失い、ついに上野広小路に着いてしまった。

さすがにそこで降りて、歩いて弥生美術館に向かうことになるが、その道のりは結構遠い。

途中、不忍の池の脇を通っていく。




今年の桜は遅いようで、まだまだだった。
しかし、随分と久しぶりの上野の風景に触れられたのは、ちょっと嬉しかった。

見知らぬ道を彷徨って、坂道もあったりして、頭痛の種が疼き出してくる。

何とか到着すると、そこは東大の建物のすぐ裏手の、とても閑静な場所にあった。


建物も展示も、昭和の匂いがプンプンしてくるような、戦前と戦後まもなくの、ノスタルジックな雰囲気を醸し出している。


狭い階段を上り下りして、二つの美術館を見て回るうちに頭痛が悪化。

隣接するカフェ・港やでお茶をして、少し落ち着いた。

大正・昭和の庶民文化が息づく不思議な空間で、懐かしいような、重苦しいような、遠い記憶を呼び覚まして物思いに耽るのも、たまにはいいかも知れない。





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