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2016年6月8日水曜日

皇居・東御苑の極上のハナショウブ


ハナショウブと言えば、皇居・東御苑が有名である。
30年以上前のサツキの季節に、ここへやって来たはずだが、同じ時期に咲くハナショウブを見た記憶がない。
苑内の様子もイメージと違っていて、何かの勘違いなのか。

まずは、大手門をくぐって、花菖蒲園に向かうアプローチ。
木々の緑の鮮やかさに目を見張る。

ここは、二の丸雑木林という、昭和天皇が武蔵野の面影を再現するために植樹された雑木林群である。

この道の先に、花菖蒲園がある。
 ヤマアジサイが、やさしく風に揺れていた。




到着すると、規模はそれほど大きくないが、ほぼ満開のハナショウブが目の前に広がった。






庭全体の風情も、花の質も極上であることが、すぐに見て取れる。







水辺の景観も素晴らしい。

ヒメコウホネ

ふと見ると、サルスベリの木が数本、池の周りに植樹されている。
見事な枝っぷりで、これは花の少なくなる夏場に訪れる楽しみができた。

滝を囲む、グリーンのバリエーションの演出が見事。

池には、金銀や錦に輝く、極上の鯉が優雅に泳いでる。
こんなに美しい鯉を見たのは初めてだ。
さすがは皇室の庭ということだろう。
すべてに手入れが行き届き、すべてにおいて、極上のものが集められている。
藤娘

萬代の浪

四方の海

五月晴


浦安の舞








諏訪の茶屋

シロツメクサ

こんな素晴らしい庭園を、無料で散策できる喜ばしさ。
これからも、四季折々に、訪れるとしよう。




帰りはヴィロンで、お茶とスィーツで締めるつもりだったが、ティータイムは間もなく終了で、ドリンクのみになるとのこと。
パンを買って、注文したアイスコーヒーの美味しさと言ったら、これまた、極上の味わいであった。次は是非ランチを賞味したい。












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