Translate

2021年6月21日月曜日

秋色アジサイとノリウツギ

 


毎年楽しみにしている自宅近くのアジサイロード。ところが、今年のアジサイの花付きの悪さには、様子を見に行くたびにがっかりさせられている。

今年はずっと気温が高めで、すべての花が早め早めに咲いて、中には、花が小さく疎らだったり、逆に大きくなりすぎたり、ずいぶん花の種類によってばらつきがあった。

アジサイも例外ではなく、5月中に咲き始めて、当初は例年通りの咲き具合で、単に早めに咲いたというだけと思っていたのが、6月に入っても、これから咲くはずのアジサイは生育が不十分で、蕾がちっともついていない。わずかに咲いていても、情けないくらい花数が少ない。

この辺りのアジサイは、例年6月末から7月上旬くらいが見ごろとなる。このまま不発に終わってしまうのだろうか。

そういえば、うちの15年選手のカシワバアジサイ・ハーモニーも、2つしか花をつけず、そのうち一つは小さめだった。

こちらは、そろそろ土の入れ替え時期だからかもしれないが。

それと、昨年見切り品となるまで粘って翌年咲かそうと購入したカシワバアジサイ・スノーフレークは、最初からそのまま枯れてしまいそうなほど弱っていて、花をつけるけるどころではなかった。とりあえず根がついてくれただけで御の字。来年は期待できるかもしれない。

そんなこんなで、この季節にアジサイを堪能できないのにシビレを切らし、時間の合間に、近所の花屋さんやネット通販でアジサイを物色していた。

アジサイ全般の咲きが悪い中で、カシワバアジサイとアナベルは、ほぼ例年通りに咲き誇っている。

これまでに普通の園芸種のアジサイがベランダガーデンでは育たなかったこともあり、やはりアナベルを買おうと探していたが、適当なのが見つからず、それに、手毬系ではなく、ファントム系の形が定まらず、儚げで涼しげなほうが好みなので、近所の花屋さんで出合い頭に目についたこのアジサイを迷わずゲット。

アジサイとプレートに書いてあったが、アジサイ属のノリウツギかもしれない。(ノリウツギということにしよう!)

我が家の一員となって、先日買った秋色アジサイのアクセントになっている。


これで今年はアジサイの鉢を3つ買ったことになるが、それを促したのは、アジサイロードの花付きの悪さもあるが、毎日トイレで見ている、オレンジページのカレンダーかもしれない。


この美しい色彩のグラデーションが脳裏の刷り込まれて、ついつい様々なアジサイの花を追い求めてしまっているのだろうか。

初めて手に入れた秋色アジサイとノリウツギ。手塩にかけて育て、来年以降も咲かせたい!


0 件のコメント:

コメントを投稿