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2016年10月17日月曜日

丸の内・PAPAS CAFE~KITTE




本日のお出かけのメインは、丸の内・KITTE(キッテ)。
その前に、新東京ビルの紫野和久傳に寄るが、ランチは2時で終了とのことで、今回は見送り。
それほど空腹なわけでもないので、同じビルのPAPAS CAFEで一休み。
ウィンドウから見える店内の、クラシカルでお洒落な空間が気になって、入って見たくなったのだった。






続いて、本と雑貨の マルノウチリーディングスタイル へ。
カフェも併設されていて、ここでもゆっくり読書に集中できそう。




KITTEは、旧東京中央郵便局の一部を保存して建て替えられた、日本郵便が初めて手掛ける商業施設。
1933年から2008年まで使用された旧局舎は、天井が非常に高く、威厳のある佇まいの、丸の内を象徴する歴史的建造物の一つであった。
取り壊す際には、それなりの抵抗があり、侃々諤々議論が戦わされたのを思い出す。


旧東京中央郵便局長室の展示コーナー


窓から望む東京駅舎

トライアングルのフロアに囲まれた空間は、吹き抜けになっていて壮観。
アート系、ナチュラル系、伝統や匠の銘品などを扱う個性的なショップが集まっている。


6階の屋上ガーデンからは、東京駅舎を間近に見下ろせる。



朝から降っていた雨も止み、空も明るくなって、気持ちのいい風が吹き抜ける。






東京駅から1分。ベンチに座って、時間を忘れてのんびりするのも良さそうだ。


KITTE







2016年10月14日金曜日

表参道・LOTAS

先週は30度あった気温が、今日は18度まで下がって、いきなり長そでの服と上着が必要になる。クリーニングに出す前に、一回しか着用していないリネンのワンピースを着ようと思っていたのに、もう出番はなさそうだ。

首にストールを巻いて家を出たが、それでもまだ肌寒い。

本日向かうは、表参道のカフェ、LOTAS(ロータス)。

お供の本は、ダニエル・カーネマンの『ファスト&スロー・上』。

この文庫本は、昨年末アマゾンで上・下巻を共に購入したが、いつもながらに複数冊読み進める癖があって、春ごろまで浮世絵本が優先されるうちに、お気に入りのブックカバーごと行方不明になってしまっていた。お揃いのトートバッグに入れたまま、どうせスタバに行くときに持っていくのだからと、しばらく放っておいたのがよくなかった。いざ読もうと思った時には、あるはずバッグの中にはなく、どうにもこうにも見つからない。

例によって、床下の小人たちの仕業に違いない。中古も出回っていないので、買うのは気が引けるし、どうせ買った途端にひょこっと見つかるのが落ちだ。
しかし、とりあえず図書館で単行本を借りてみたものの、非常に興味深い上に、私にとっては大切なテキストでもあるので、思いっきりマーカーできないまま読み進めるのがつらい。
ということで、見つかる当ても全くないので、結局再びアマゾンで購入することになった。
何とも情けなく、そして、私らしい極小エピソード。

さて、明治神宮前駅に着いて、目指すLOTASは、先日行った文房具カフェのすぐ先にあるので、ほんの少し回り道になるが、表参道沿いの伊藤病院のところで左に曲がるのが分かりやすい。

しかし、グーグルマップのルートでは、少し手前から曲がって裏を通る道が示されている。そこで、横道に逸れて、これまた毎度のことで、方向感覚を失い、かなり遠回りになってしまった。急がば回れの教訓を無視し続ける、これも私の悪い癖。

途中、普通の家か、何かのショップか、グリーンの見事なエクステリアの建物が目に入る。


今日は、ここ、Mr.FARMER に来ようと考えていたが、お一人様となったので、急遽予定変更。



小径を挟んで、その並びにLOTASがある。入口が美容室のような、バーのようなドアで、一見カフェのように見えない。
照明も暗めで、おまけにサングラスをしたままだったので、段差に気づかず、思いっきりコケそうになった。
地下に案内されると、うって変わって、吹き抜けの天窓から外光が明るく注ぐ、一番奥の席につく。

ランチが4時まで、と嬉しいサービス。



生ハムの濃い塩加減とパスタのバランスが良く、とても美味しかった。


名物のクマちゃんショコラのアイスクリーム添え




フムフムと鉛筆でマーキングしながら、読書もたっぷり集中できた。


充実のスィーツで、どれも試してみたくなる。

LOTASは、東京のカフェと言えば・・・と、全国的にも有名な、何でもカフェブームの先がけとされる店だそう。


LOTAS


カフェブームの立役者、山本宇一さんが誇る《東京》の小粋なカフェ4選 


そう言えば、6月頃にmontoak(モントーク)でお茶していた。店の雰囲気も似ている。


また、行ってみたいカフェがあちこち増えた。







2016年9月26日月曜日

高麗巾着田の曼珠沙華

高麗巾着田

昨日、地元のお寺に眠る父母のお墓参りに行く車の中から、道路わきに曼珠沙華が綺麗に咲いているのが目に留まった。
すると急に、高麗巾着田の、あの群落を見に行きたくなってきた。

今年は台風が直撃し、雨ばかりの天気なので、花の生育が悪いのではないかと思い込んでいたが、実際花を目にしてみると、殆ど影響を受けていない様子。
早速、ホームページを検索してみると、最盛期をやや過ぎたところなので、あわてて今日行ってみることにした。


水天の碑

鹿台橋より巾着田を臨む

やはり、見ごろを過ぎた花も多く、気が付くのが遅すぎたようだが、つい先日まで連日の雨で、タイミングを逸するのも致し方ないとも思える。

それでも、高麗川の下流に向かう所々では、まだ蕾も残る、瑞々しい曼珠沙華を堪能することができた。





最初にここを訪れたのは、もう35年くらい前のこと。その頃は、現在のような観光スポットにはなっておらず、季節になると高麗川沿いに自生する群落を散策する際も、それほど人に会うこともなかった。

それが、20年くらい前には見晴らし台もでき、観光ポスターや口コミで多くの見物客で賑わうようになっていた。



最近よく見る黄色かかった白い曼珠沙華。
蕾もまだまだある。





そして今回、以前あったかどうか記憶にはない、「わいわい橋」という大きな橋が架かっているのを発見。
上から曼珠沙華の群落を俯瞰することができた。




お土産や地元名物の出店も多く、随分とにぎやかになっていた。
お猿さんも芸を披露して奮闘中。

巾着田には牧場もあるので、お馬さんも間近に見られる。

私有地の農家の蕎麦の花が満開になっていた。
蕎麦の実が生り始めたと、地元の方が実の部分(花の下の淡いグリーンの部分)を教えてくれた。
他にも季節の花々が咲いており、秋の訪れを実感する。
コムラサキ


キバナコスモス

フヨウ
広大なコスモス畑は台風の影響でなぎ倒され、殆ど花を付けていないのが残念。

帰りは、先日訪れた際にまた来ると決めていた、阿里山カフェの高麗川を臨むテラスで、コーヒーとケーキをいただくことにした。

ベイクドバナナチーズケーキを一口食べたところ
今日訪れた、他では見られない500万本あるという巾着田の四方に広がる曼珠沙華の赤い絨毯は、さすがに圧巻だった。

季節を味わいに、また来るとしよう。