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2026年2月8日日曜日

雑木林の雪化粧



本日は衆院選の投票日。
前日の天気予報では、夜のうちに雪は止んで、曇りのはずだった。
朝、カーテンを開けると、まさかの降雪。外はすっかり雪景色に一変していた!
そして、なおも勢いよく降り続けている。


東京でこれほど雪が積るのは何年ぶりだろうか。午前中に投票を済ませる予定だったが、止むのを待つしかないか・・・

いやいや、滅多にない雪模様。お気に入りの雑木林へ雪景色を見に行こう!

そういえば、だいぶ前に雪の雑木林の写真を撮りに行ったものの、積雪量がイマイチでさえなかったので、再度挑戦するつもりでスノーブーツを買っておいたのだった。

ところが、それ以降暖冬続きで、ちぃとも積雪するほどのまとまった雪は降らず、もうリサイクルショップへ売ってしまおうと考えていたところだ。

やっとスノーブーツの出番が巡ってきた!

んだん降雪の勢いが弱まり、雨交じりとなって来たので、溶けないうちに行かなくちゃ、と慌てて家を出る。

雑木林は自宅から分くらい。投票所となっている、既に1月末で閉館した松山地域市民センターのすぐ目の前。

正確には、「清瀬松山緑地保全地域」と言う。

 

<緑と親しむ>

緑地保全地域とは、都が市街地に残っている樹林地や、歴史的遺産と一体となった自然地などを、都民の大切な共有財産として残そうという目的で指定しているもので、清瀬松山緑地保全地域は、その一つです。

ここは、清瀬市の南西部に位置し、駅から歩いて十分程という立地条件にもかかわらず、広さ43,356平方mの敷地内は、別天地のように、豊かな自然が残されています。

南側の部分には、平地では都内有数といわれるアカマツの群落や武蔵野の雑木林が、また南西の部分にはニセアカシアの若齢林があります。また、これらに伴って多種多様の野草・昆虫・野鳥が生息している「自然の宝庫」となっています。その他にもコナラ、クヌギ、ヤマザクラ、クワ、ケヤキ、エゴノキ等やカキ、ビワといった果樹、シュロ、ヒマラヤスギ等の庭園樹が茂り、草地には野草が四季折々のかわいらしい花を咲かせています。

また、この地域はかつて財団法人結核予防会結核研究所付属療養所の敷地であったため、一般に結研跡地とも呼ばれ、その時代に植えられたサワラやプラタナスなどの巨木が、日差しをさえぎり、涼しさを感じさせてくれます。

ここ松山緑地保全地域は、市街地とは思えぬほどの自然がいっぱいです。(清瀬市HPより)

 

さっさと投票を終わらせ、早速、雑木林のメインの歩道を外れて、足跡の殆どない小道に足を踏み入れた。




下ろしたてのスノーブーツで、キシキシ、ミシミシと軋む音を立て、久々の雪の感触を味わいながら踏みしめ歩く、心地よさ。


シンシンと音もなく降り積もり、辺り一面が雪に覆われた白銀の別世界に身を置くと、子供の頃のように、ワクワク、ウキウキしてくる。

そして必ず思い浮かべるのは、恐らく小学1年生くらいの私が、自宅の庭で時が経つのを忘れて、黙々と雪遊びをしている情景。真っ白な雪の塊に差したアオキの枝の艶やかな深緑の葉っぱと、赤い実の美しいコントラストが今も鮮やかによみがえる。

そんな雪で遊んでばかりいる私を、姉は「雪女」と言ってたっけ。


雑木林の慣れた道を歩き回りながら、種々の木や葉っぱの雪化粧を施した造形の、それぞれの異なった趣きを楽しんでいると、またも時の経つのを忘れてしまいそう。







もはや、東京とは思えない雪景色。


一通り回ったところで、ご婦人から呼び止められて視線を向けると、なんと、可愛い雪だるまが!


どうやら、お孫さんたちの作品らしい。


 
小一時間過ごして、名残惜しい気持ちで雑木林を後にして、P.B.COFFEEへ。


以前の八百屋さんの看板はそのままながら、中はジャズが流れるオシャレなカフェ。

画像の編集をしながら、挽きたてのコーヒーのカフェオレで暖まる。

帰りは反対側の道を歩くと、ツバキやウメもしっかり雪化粧している。 



いつのまにか、季節は春へとバトンタッチ。

冬の終わりに念願の雪景色を満喫できて、本日は僥倖なり。