高麗巾着田 |
昨日、地元のお寺に眠る父母のお墓参りに行く車の中から、道路わきに曼珠沙華が綺麗に咲いているのが目に留まった。
すると急に、高麗巾着田の、あの群落を見に行きたくなってきた。
今年は台風が直撃し、雨ばかりの天気なので、花の生育が悪いのではないかと思い込んでいたが、実際花を目にしてみると、殆ど影響を受けていない様子。
早速、ホームページを検索してみると、最盛期をやや過ぎたところなので、あわてて今日行ってみることにした。
水天の碑 |
鹿台橋より巾着田を臨む |
やはり、見ごろを過ぎた花も多く、気が付くのが遅すぎたようだが、つい先日まで連日の雨で、タイミングを逸するのも致し方ないとも思える。
最初にここを訪れたのは、もう35年くらい前のこと。その頃は、現在のような観光スポットにはなっておらず、季節になると高麗川沿いに自生する群落を散策する際も、それほど人に会うこともなかった。
それが、20年くらい前には見晴らし台もでき、観光ポスターや口コミで多くの見物客で賑わうようになっていた。
最近よく見る黄色かかった白い曼珠沙華。
そして今回、以前あったかどうか記憶にはない、「わいわい橋」という大きな橋が架かっているのを発見。
上から曼珠沙華の群落を俯瞰することができた。
お猿さんも芸を披露して奮闘中。
巾着田には牧場もあるので、お馬さんも間近に見られる。
私有地の農家の蕎麦の花が満開になっていた。
蕎麦の実が生り始めたと、地元の方が実の部分(花の下の淡いグリーンの部分)を教えてくれた。
他にも季節の花々が咲いており、秋の訪れを実感する。
コムラサキ |
キバナコスモス |
フヨウ |
帰りは、先日訪れた際にまた来ると決めていた、阿里山カフェの高麗川を臨むテラスで、コーヒーとケーキをいただくことにした。
ベイクドバナナチーズケーキを一口食べたところ |
季節を味わいに、また来るとしよう。